札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

    別荘地に温泉ペンション

     ニセコの温泉別荘地に、温泉ペンションがある。アダージョとは音楽用語で「ゆるやかに演奏せよ」を意味するイタリア語らしい。「新館」(7室)と「本館」(5室)で構成されるが、互いの建物は区画が離れており、一般道路を歩いて2~3分の距離感だ。

    本館
     新館と本館は特色が異なる。「新館」は全室にこじんまり露天風呂がつくが、それ以外の風呂はない。「本館」は客室に風呂はないものの館内に家族風呂が2ヵ所あり、本館の客専用となっている。

     5月末の土曜日に泊まりへ行こうと、じゃらんnetで料金を確認すると、新館の和室は14,800円、洋室は13,800円だった。これに対し本館は安価だ。

    ・洋室(ぱのらま)11,500円
    ・洋室(てんまど)9,800円
    ・和室9,600円
    ・洋室(かえで)9,000円

     やはり閑散期なのだろうか。「平日限定!本館○得プラン」が土曜日にも適用されていた。これを利用しない手はない。

    ・洋室(ぱのらま)8,800円
    ・洋室(てんまど)8,500円
    ・和室7,800円
    ・洋室(かえで)7,800円

     洋室(ぱのらま)8,800円+夕食部屋食1,000円+入湯税150円=9,950円。大1枚でお釣りが来るから、思い切って一番広い客室をチョイスした。



    露天風呂を貸し切りで

    露天 屋根が付いた岩組みの露天風呂は、3~4人が湯浴みできる広さ。白濁、というよりも泥っぽい色合いの硫黄泉が温泉情緒を高める。

     道立保健所シールによれば、一切細工のない湯で、ちょっぴり熱めの湯もじきに慣れてくる。

     眺望だって悪くないし、なんと言っても貸し切りで入浴できる点が嬉しいな。誰に気兼ねすることなく、じっくり湯浴みできるって「ああ、泊まりに来てホント良かった」と感じる。夜の星空もきれいだ。




    陶器の重要性を知る

    ゆうしょく
     通常は新館レストランで夕食となるが、1人1,000円払って部屋食に。スタッフが車で食事を運んできた。

     松花堂弁当のような箱に、おかずが並んでいる。プラスチックの入れ物に白米があるほか、2つのポットのうち、1つには温かい天つゆ、もう1つは味噌汁が入っていた。仕出し屋から弁当を出前した印象だ。食べ終わったら黄色いケースに器などを入れて、客室の前に出しておくと、スタッフが取りに来る。

     食事は家庭料理プラスアルファな美味しさだった。もし、1品1品が陶器に盛りつけされていたら「結構、いい感じの食事だな」と思っただろう。
     もちろん、新館レストランで食したら、ちゃんと皿で供される。デザートは市販のコーヒーゼリーではなく、手作りアイスとか、そういうしっかりしたものを出してくれるそうだ。



    ペンション=洋風民宿

     この宿、注意書きの多さが目を引いた。新館の玄関ドアには「チェックインは午後3時からです」。本館の風呂の脱衣所には「強風対策の為、風呂の窓絶対にさわらないでください。どなたかが開けたので、風でなくなりました」「温泉とめないでください」。一例を挙げたが、こんなふうな手書きの張り紙がベタベタ貼ってある風景は「粋」じゃない。

    あだじょ
     ただし、きっと「人手不足」という理由があるのだろう。スタッフは「新館」を拠点に受付や食事づくりを行っており、本館にまで手が回らない様子だった。実害があるわけではなく、むしろ注意書きがあった方が客としても助かるメリットはあると思う。
     そもそもこの宿は温泉ペンションであり、訳せば「洋風温泉民宿」となる。そうかそうか民宿なのだ。本館玄関前に、石油を入れるポリタンクがズラリ並び、生活臭を感じたのだが、民宿ならば合点がいく。宿のネーミングはハイカラだが、飾らない姿勢なのだな。

     ちなみに、本館の宿泊客は当方1組だけだった。スタッフは新館に常駐しているため、宿全体を貸し切ったことになる。まるで貸別荘で一夜を過ごした気分になり、気分も上々だった。新館の客は4~5組見かけ、盛況のよう。

     本館は客室やプランを選べば10,000円以下で宿泊OK、貸し切り露天風呂、食事は家庭料理プラスアルファ・・・ こんな点が特長と感じた。新館については泊まっていないから、どうなのかしら。

    こんばんは。

    こちらの新館側に宿泊したのは5年前の夏。
    お写真を見る限りでは夕食の内容には変化が無いような気がします。
    曖昧な記憶ですが、+いくらかで海鮮料理が付くようなオプションがあったかと思います。
    美味しい家庭料理+αというご感想にはわたくしも同感です。
    デザートは女性だけに結構豪華なパフェが付いたように思います。

    お部屋の風呂は定員一名ですが何故か落ち着く良い風呂でした。
    部屋におりますとすることが無いので、DVDを借出して「ラストサムライ」を見て時間を浪費しておりました(笑)。

    2010.07.19 23:27 URL | 駅前旅館 #.vjKhiP6 [ 編集 ]

    駅前旅館さん、お元気そうで何よりです(笑顔)
    アダージョ新館、泊られてましたか! ペンション→民宿ゆえ、食事内容もそうそう変化はないのでしょうかね。女性オンリーらしいパフェの存在は、つれが悔しがっております(笑)

    新館の客室風呂は、ガイドブック写真での印象通り、やはり狭いのですね。新館はロビーもなく、本当に客室で「湯ごもり」するしかない感じ。それが客室露天風呂がつくのに宿泊料が安いという現実にもつながるのかな、と勝手にオモッテマス。新館の宿泊情報、感謝感激です! さすが駅前旅館さんです(笑顔)

    2010.07.20 21:34 URL | いっち #- [ 編集 ]












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