札幌から行く 『温泉宿』

    温泉宿 「宿泊」 好きな札幌人。風呂、食事、部屋、もてなし・・・ 「湯宿をめぐる冒険記」 & 「雑多な温泉話」

    3食付 お得なプラン?

    看板
     「ひょっとしたら、スゴイお得かも」。天人閣の「1泊2日+イタリアン昼食付プラン」に、ココロが揺れ動く。

    ・12時チェックイン、最大22時間滞在OK
    ・イタリアンランチ付
    ・夕食朝食バイキング
    ・旭川駅⇔宿は無料送迎バス(要予約)

     これで土曜1人8,000円というではないか。

     思い立ったら吉日。ネット予約し、さっそく足を運んだ。



    11:30 旭川駅前から無料送迎バス

     無料送迎バスは、旭川駅隣接の「旭川エスタ」前から、11時30分、17時30分にそれぞれ出発する。乗車時間は1時間ほど。旭川電気軌道のバスに乗れば、片道1,180円×往復=2,360円かかるから、非常にお得と思う。

    送迎バス
     11時30分の出発時間に間に合うよう、事前にJRを手配した。札幌9時30分→旭川10時50分。着いてから駅前でコーヒーを飲んで、無料送迎バスへ乗ろう。

     ところが、そんな段取りは瞬く間に吹き飛んだ。出発当日の朝7時30分過ぎ、テレビニュースで深川でのJR脱線事故を知る。札幌発の特急は滝川でおしまい。そこから旭川までバスによる代替輸送だそう。しかも札幌駅へ確認の電話をすれば、バスは高速道路ではなく「下道」を2時間かけて走るという。

     11時30分の無料送迎バスに間に合うため、JRをあきらめて高速バスにしよう。そう判断して札幌駅バスターミナルに着くと、既に9時00分出発の遠軽行き(旭川経由)高速バスの前に多くの人が並んでおり、しばらくすると後ろにも人が長蛇の列をなした。

     なんとか高速バスに乗り込めた。札幌→旭川の高速バスは、片道2時間25分(夏は2時間20分)。9時00分出発で11時25分着だから、11時30分発の天人閣無料送迎バスに間に合うかどうか、冬道だけに微妙な感じ。それが気がかりでバス車内は落ち着かなかったものの、ちょいと早めの11時20分に到着し、うまくコトが運んだのだから、良しとしよう。

     公共交通が大雪や事故で乱れれば、旅そのものの計画に支障が生じる。こればかりは仕方ない。むしろハプニングを楽しむだけの、ココロの余裕を持ちたい。ドキドキ焦りまくったので、強く思う。

     無料送迎バス内は客2組+従業員1人。途中、東川町の道の駅で、シニアグループをピックアップする。



    12:40 本格派なイタリアン

     天人峡の短いトンネルを抜けても、雪だらけだった。辺り一面、白かった。天人閣にバスが止まった。

    涙岩
     フロントで立ったままチェックイン手続きし、男性スタッフに荷物を持ってもらいつつ今宵の客室へ。一服だけして、まずはレストランでイタリアンランチ。

    皿がアツアツ
     山奥の温泉宿ゆえに、「なんちゃって」なレベルなのかな、と期待していなかったが、さにあらず。新鮮なサラダに、焼きたての手作りパン、パスタのしゃれた皿は熱々で、〆のスイーツもかわいらしい。1杯だけ無料のドリンクは、昼間からグラスワイン(白)を選び、したたか酔う。
     このランチ、日帰りでも食すことができ、この内容で1,500円という価格は悪くない。



    14:00 緑色の湯

    露天
     男性側の露天風呂は、開放的で気分上々。冬期間は屋根からの落雪があるため、湯船にロープを張り巡らせ「こちら側で入浴しないでね」旨の安全対策が図られていた。

    内風呂
    ナイス看板 旧泉質名でいう含土類・食塩-芒硝泉の湯は、湯口から透明なまま注がれ、やがて緑色に湯面を染める。色合いを眺めるだけでウットリ気分だな。
     飲泉してみると、鉄サビの味わいを感じた。

     看板の絵柄が、気取らない雰囲気を醸し出す。




    17:30 値段相応な夕食バイキング

     2人で泊まりに行って、夕食がバイキングなのは、実は今回が初めて。バイキングというスタイル自体、「とにかくいっぱい食べなきゃ」な気持ちになり、そわそわしちゃう。自分のペースを保てず、ゆっくり食事できないから、今まで敬遠してきたのだ。

    夕食バイキング
     この湯宿の夕食バイキングは、トータル30品程度。目玉になるメニューが見当たらず、スーパーの総菜が並んでいるような、そんな印象を受けた。
     宿泊料8,000円に含まれているランチ代1,500円を差っぴけば、2食付6,500円という安価なプランで泊まっているのだから、食のレベルに対しアレコレ言及するのは野暮だろう。

     それにやっぱり、「あれもこれも食べなくちゃ」と気分が高まり、なんとも落ち着かない。夕食バイキングは不得意だなあと痛感し、早々に切り上げる。



    19:40 天人峡の夜景&夜の露天風呂

    夜景
     天人峡温泉には湯宿が4つあり、今時期、4,000円台~7,000円台で激安合戦を行っている。客室の窓から眺める他の宿は、客室に明かりが灯っていた。

    夜の露天
     静かに湯浴みした。

     客室は暖房がガンガン効いており、寝る時にスイッチを切った。



    07:20 朝食は軽めでOK

    ちょうしょく
     朝食バイキングは、可も不可もない感じ。あまり品数を増やしても、破棄率が高まるだろうから、少数精鋭なメニューで良いのかも知れない。



    10:00 再生へ前進

     天人閣は、昨年2009年(平成21年)、経営難に伴い民事再生法の適用を申請。その後、スポンサーとして登別市の不動産管理会社が名乗りを上げたと聞く。
     宿の前身にあたる松山温泉の開湯は1900年(明治33年)。ことし創業110年の節目となる。きびきびしたスタッフの感じが良く、再生に向けて一丸となって励んでいる印象を受けた。

     10時00分発の無料送迎バスが走り出す。スタッフがいつまでも手を振り、見送ってくれた。

    いっちさん、こんばんわ!

    「天人閣」楽しまれたようですね。
    私は日帰り入浴しかしたことありませんが
    確かお湯はとても気持ちよかったと記憶してます。
    でも日帰り入浴客がすごく多くて
    ザワザワしてた記憶があります。
    私たち夫婦はそのあたりまで行くと
    どうしても「湧駒荘」に行ってしまいます(笑)

    先週またまた「湯元漁火館」にいって
    おいしいものを思い切り食べてきました。
    3月は台北に行って、その後は
    またまた十勝川温泉に行きます。
    懲りもせず「大平原」に泊まります!

    2010.02.26 23:53 URL | かぴばら #JvhR.vzc [ 編集 ]

    かぴばらさん、こんにちは。
    天人閣、入湯されてましたか!
    やはり私より北海道、巡ってますね(笑顔)

    個人的な感想として、天人峡は旭岳の陰に隠れているイメージです。
    ハード、湯、食が充実している湧駒荘へ足を運ばれるお気持ち、同感します~
    天人峡は緑色の湯がとても美しいですよね。日帰り人気、うなづけます。
    それに宿泊料、安かったですし。

    台北、十勝川! 寒暖の差がとても激しそうですね。札幌はまだまだ冬です。風邪などひかぬよう、良き旅を祈念しております。

    2010.02.28 13:28 URL | いっち #- [ 編集 ]












    管理者にだけ表示

    トラックバックURL↓
    https://oyusuki.blog.fc2.com/tb.php/1628-a4e17fe2

    | ホーム |